▼本調査のレポートダウンロードはこちら
調査概要:大企業のマネジメント教育における実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年10月10日〜同年10月11日
有効回答:自社の教育・研修に携わっている、大企業(従業員数1,000名以上)の人事担当者106名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
「Q1.お勤め先において、管理職/マネジメント層向けの教育・研修を、主にどのような形態で実施していますか。」(n=106)と質問したところ、「対面型」が61.3%、「オンライン/e-ラーニング型」が35.8%、「わからない/答えられない」が2.8%という回答となりました。
・対面型:61.3%
・オンライン/e-ラーニング型:35.8%
・わからない/答えられない:2.8%
・受講者の進捗や理解度を管理する仕組みができていないから:33.8%
・受講中のトラブルへのサポート体制が整っていないから:21.5%
・セキュリティリスクへの懸念があるから:21.5%
・標準的な教材がないから(講師に頼っている):15.4%
・デジタルスキルが不足しているから:12.3%
・通信環境が整っていないから:10.8%
・導入予定だがまだ移行できていないから:4.6%
・その他:13.8%
・わからない/答えられない:10.8%
Q1で「オンライン/e-ラーニング型」と回答した方にお聞きします。「Q3.管理職/マネジメント層向けの教育・研修をオンライン/e-ラーニングで実施している理由を教えてください。(複数回答)」(n=38)と質問したところ、「リモートワーク中でも参加できるから」が68.4%、「場所を限定せずに実施できるから」が68.3%、「研修会場を用意する必要がないから」が63.2%という回答となりました。
・リモートワーク中でも参加できるから:68.4%
・場所を限定せずに実施できるから:68.3%
・研修会場を用意する必要がないから:63.2%
・多様なコースを選択することができるから:44.7%
・受講者の時間的な拘束が少ないから:42.1%
・経費を抑えることができるから:39.5%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
「Q4.お勤め先では、どのような勤務形態を採用していますか。」(n=106)と質問したところ、ハイブリッド(出社とリモートの両立)」が67.0%、「原則出社」が23.6%という回答となりました。
・フルリモート:7.5%
・ハイブリッド(出社とリモートの両立):67.0%
・原則出社:23.6%
・わからない/答えられない:1.9%
Q4で「フルリモート 」「ハイブリット」と回答した方にお聞きします。「Q5.リモートワークが導入されているにもかかわらず、管理職/マネジメント層向けの教育・研修のため、受講者に出社を求めざるを得ないということがありますか。」(n=79)と質問したところ、「とてもある」が24.1%、「ややある」が50.6%という回答となりました。
・とてもある:24.1%
・ややある:50.6%
・あまりない:17.7%
・全くない:2.5%
・わからない/答えられない:5.1%
Q5で「とてもある」「ややある」と回答した方にお聞きします。「Q6.リモートワークが導入されているにもかかわらず、管理職/マネジメント層向けの教育・研修のため、受講者に出社を求めざるを得ないことに関連して、生じている課題があれば教えてください。(複数回答)」(n=59)と質問したところ、「日程の調整が難しい」が57.6%、「受講者の拘束時間が長くなってしまう」が42.4%、「交通費などの経費がかかる」が35.6%という回答となりました。
・日程の調整が難しい:57.6%
・受講者の拘束時間が長くなってしまう:42.4%
・交通費などの経費がかかる:35.6%
・会場の手配や設営に時間がかかる:33.8%
・受講者への事前連絡など手間がかかる:23.7%
・運営側の人員を多く確保する必要がある:13.6%
・その他:0.0%
・特にない:13.6%
・わからない/答えられない:1.7%
「Q7.お勤め先において、「オンライン時代のマネジメント」として「e-ラーニング」「e-コミュニケーション」「e-マネジメント」など、デジタル活用をしたマネジメントを積極的に行っていきたいと思いますか。」(n=106)と質問したところ、「非常にそう思う」が33.0%、「ややそう思う」が55.7%という回答となりました。
・非常にそう思う:33.0%
・ややそう思う:55.7%
・あまりそう思わない:2.8%
・全くそう思わない:3.8%
・わからない/答えられない:4.7%
Q1で「対面型」と回答した方にお聞きします。「Q8.あなたの本音として、今後環境が整えば、管理職/マネジメント層向けの教育・研修において、オンライン/e-ラーニングでの実施を増やしていきたいと思いますか。」(n=65)と質問したところ、「非常にそう思う」が26.2%、「ややそう思う」が46.2%という回答となりました。
・非常にそう思う:26.2%
・ややそう思う:46.2%
・あまりそう思わない:21.5%
・全くそう思わない:3.1%
・わからない/答えられない:3.1%
Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.今後お勤め先の管理職/マネジメント層向けの教育・研修を、オンライン/e-ラーニングで実施する場合、オンライン/e-ラーニングのシステムにどのようなことを求めますか。(複数回答)(n=47)と質問したところ、「管理職/マネージャー向けのコンテンツが充実している」が63.8%、「受講者の学習管理が容易で運用側の負担が軽い」が46.8%、「運用開始の手間が少ない」が46.8%、「操作性が高く誰でも使いこなせる」が46.8%という回答となりました。
・管理職/マネージャー向けのコンテンツが充実している:63.8%
・受講者の学習管理が容易で運用側の負担が軽い:46.8%
・運用開始の手間が少ない:46.8%
・会場の手配や設営に時間がかかる:46.8%
・忙しい社員でも隙間時間に利用することができる:40.4%
・費用が抑えられる:29.8%
・その他:2.1%
・特にない:2.1%
・わからない/答えられない:0.0%
今回は、自社の教育・研修に携わっている、大企業(従業員数1,000名以上)の人事担当者106名を対象に、大企業のマネジメント教育における実態調査を実施しました。
まず、現状の管理職/マネジメント層向けの教育・研修の形態について、6割が「対面」で実施していることが明らかになりました。「対面」の理由としては、「受講者の進捗や理解度を管理する仕組みができていないから」(33.8%)や、「受講中のトラブルへのサポート体制が整っていないから」(21.5%)、「セキュリティリスクへの懸念があるから」が21.5%という結果になり、教育・研修の仕組みや体制が整っていないことがわかります。一方で、本音としては、今後環境が整えば、オンライン/e-ラーニングでの実施を増やしていきたいと7割以上が考えています。「e-ラーニング」研修に求めるものには、「コンテンツの充実」や「学習管理が容易で運用側の負担が軽い」などが挙げられ、受講者にも運営側にも使いやすいシステムが求められていることがわかります。
今回の調査では、デジタル化が進む現代においても、6割を超える企業が「対面」で管理職研修を実施しており、仕組みや体制が整っていない課題を抱えていることや、人事担当者の本音では「e-ラーニング」を増やしたいと望む声が多いこともわかりました。リモートワークを導入している企業でも、研修だけのために「受講者に出社を求める」こともあるようで、忙しい管理職の方の日程調整や会場費の削減などの点においても、スキマ時間に受講できる「e-ラーニング」の活用は有効でしょう。
▼本調査のレポートダウンロードはこちら
https://www.e-coms.co.jp/downloads/20231102「ビジネスマネジメント」は、「管理職の基本」から「マーケティング」「人材育成」など管理職の方やマネージャー候補の人材まで、管理職に知っておいてほしい11コースをeラーニングで学べるオンライン研修サービスです。動画によるインプットと確認テストのアウトプットを繰り返すことで、学習の定着が期待できます。各コンテンツは10分程度で学べるため、忙しい管理職の方や、マネージャー候補の方でもスキマ時間にサクサク学べます!
詳しくはこちら:https://www.e-coms.co.jp/contents/businessmanagement