【社内試験の運用、悩んでいませんか?】社内試験を「紙」で行う企業の試験担当者、8割以上が「CBT化」に意欲、その背景やハードルは?

~紙での社内試験、特に時間を要する業務は「試験問題の作成」「採点」など~

社内試験を紙媒体で行っている企業の試験担当者(経験者含む)110名を対象に、社内試験の運用に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

調査サマリー

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 https://www.e-coms.co.jp/downloads/20231003

調査概要

調査概要:社内試験の運用に関する実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2023年8月18日〜同年8月19日

有効回答:社内試験を紙媒体で行っている企業の試験担当者(経験者含む)110名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

社内試験を紙で運用する悩み、第1位「制作に時間が取られる」が44.5%、第2位「無駄なコストがかかる」が43.6%

「Q1.お勤め先の社内試験を紙で運用する中で、感じたことのある悩みを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「制作に時間が取られる」が44.5%、「無駄なコストがかかる」が43.6%、「運用管理に手間がかかる」が40.0%という回答となりました。

 

・制作に時間が取られる:44.5%

・無駄なコストがかかる:43.6%

・運用管理に手間がかかる:40.0%

・試験前後に業務が集中する:32.7%

・ミスが許されず責任重大である:31.8%

・問題や答案用紙の保管に場所を取られる:27.3%

・その他:2.7%

・特にない:10.9%

・わからない/答えられない:0.9%

社内試験を紙で運用する悩み、「問題配布、回収等に工数を要する」や「保管場所の確保が困難になる」などの声

 Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q2.Q1で回答した以外に、社内試験を紙で運用する中で、感じたことのある悩みがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=97)と質問したところ、「問題配布、回収等に工数を要する」や「保管場所の確保が困難になる」など71の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・48歳:通常業務の月末処理などが重なってる場合は、業務量が増して大変でした。心に余裕がなくなる。
・57歳:保管場所の確保が困難になる。
・61歳:本人の文字が解読できないことや、こちらが本人の回答の意図を正しく読み取れているのか不安になることがある。
・65歳:解答後の試験紙を第三者に閲覧された過去があった。
・53歳:採点の負担が大きい。
・55歳:問題配布、回収等に工数を要する。
・54歳:文字が滲む、印刷のズレ。

特に時間を要する業務内容、「試験問題の作成」「採点」などが上位に

 「Q3.社内試験を紙で運用する中で、特に時間を要する業務内容を教えてください。(上位3つまで)」(n=110)と質問したところ、「試験問題の作成」が50.9%、「採点」が47.3%、「結果の送付/集計/分析」が32.7%という回答となりました。

 

・試験問題の作成:50.9%

・採点:47.3%

・結果の送付/集計/分析:32.7%

・試験用紙の印刷・配布/保管:21.8%

・会場の準備:20.0%

・試験当日の説明/試験監督:18.2%

・受験者の日程調節:10.9%

・その他:0.9%

・わからない/答えられない:6.4% 

紙で運用する業務時間が今後削減できた場合、「マニュアル・フォーマットの作成」「新しいシステムの構築」に時間を使いたいと回答

 「Q4.あなたは、社内試験を紙で運用している業務時間が今後削減できた場合、どのような業務に時間を使いたいですか。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「マニュアル・フォーマットの作成」が41.8%、「新しいシステムの構築」が38.2%、「社内教育の充実化」が35.5%という回答となりました。

  

・マニュアル・フォーマットの作成:41.8%

・新しいシステムの構築:38.2%

・社内教育の充実化:35.5%

・プレゼンテーションの練習:26.4%

・資料の整理:26.4%

・スキル向上のための学び:25.5%

・社内コミュニケーション:21.8%

・その他:1.8%

・特になし:7.3%

・わからない/答えられない:2.7%

81.9%が「社内試験の「CBT化」を取り入れてみたい」と回答

 「Q5.紙の試験からコンピューターを使った試験にすることで、採点処理や結果通知に要する時間やコストを大幅に削減することが可能な、社内試験の「CBT化」を取り入れてみたいと感じますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう感じる」が46.4%、「ややそう感じる」が35.5%という回答となりました。

・非常にそう感じる:46.4%

・ややそう感じる:35.5%

・あまりそう感じない:11.8%

・全くそう感じない:1.8%

・わからない/答えられない:4.5%

社内試験の「CBT化」を取り入れてみたい理由、「コストが削減できるから」「時間が削減できるから」などが上位に

Q5で「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方に、「Q6.社内試験の「CBT化」を取り入れてみたいと感じる理由を教えてください。(複数回答)」(n=90)と質問したところ、「コストが削減できるから」が60.0%、「時間が削減できるから(管理者・受験者共に)」が54.4%、「問題作成や採点のミスを減らすことができるから」が48.9%という回答となりました。

 

・コストが削減できるから:60.0%

・時間が削減できるから(管理者・受験者共に):54.4%

・問題作成や採点のミスを減らすことができるから:48.9%

・評価分析が容易になりそうだから:38.9%

・テスト問題のクオリティが上がりそうだから:31.1%

・結果通知までがスピーディできるから:30.0%

・受験者の負担を減らすことができるから:20.0%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:1.1%

社内試験の「CBT化」に興味がある理由、「手書きの答案を読むのが面倒だから」や「時間もコストも削減できそう」などの声

Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、社内試験の「CBT化」に興味がある理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=89)と質問したところ、「手書きの答案を読むのが面倒だから」や「時間もコストも削減できそう」など60の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・57歳:手書きの答案を読むのが面倒だから。

・65歳:これからの社内試験は、業務の効率化を図る目的としてCBT化に徐々に移行していく必要がある。

・45歳:時間もコストも削減できそう。

・36歳:データの保存が楽そう。場所を取らない。

・29歳:会場に集まらなくても、色々なところで試験が受けられそうだから。

・53歳:ヒューマンエラーの削減に効果を発揮出来ると思う。

・57歳:手間が掛かり過ぎるのでCBT化で業務を減らしたい。

 

社内試験のCBT化を推進のハードル、第1位「システムの導入が難しそう」39.1%、第2位「通信トラブルが起こる懸念がある」35.5%など

「Q8.お勤め先において、社内試験のCBT化を推進していくと仮定した場合に、ハードルとしてどのような不安を感じますか。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「システムの導入が難しそう」が39.1%、「通信トラブルが起こる懸念がある」が35.5%、「試験問題の精査が難しそう」が35.5%という回答となりました。

 

・システムの導入が難しそう:39.1%

・通信トラブルが起こる懸念がある:35.5%

・試験問題の精査が難しそう:35.5%

・システムの操作が難しそう:34.5%

・セキュリティリスクがある:33.6%

・機能が限定され柔軟性がなさそう:19.1%

・受験する端末が揃わない:19.1%

・その他:0.0%

・特にない:5.5%

・わからない/答えられない:3.6%

社内試験のCBT化を推進のハードル、「専門知識がない」や「電子データの管理とセキュリティ対策」などの声

Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、社内試験のCBT化を推進していくと仮定した場合に、ハードルとして感じる不安があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=100)と質問したところ、「専門知識がない」や「電子データの管理とセキュリティ対策」など68の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・59歳:専門知識がない。

・62歳:電子データの管理とセキュリティ対策。

・50歳:試験会場の通信環境確保。

・57歳:端末準備の費用が掛かり過ぎる。

・46歳:試験会場の確保、準備作業。

・48歳:最終決定者の判断に委ねられるから。

・38歳:個人情報の漏洩やセキュリティの問題でなにか起きないかが心配です。

まとめ

今回は、社内試験を紙媒体で行っている企業の試験担当者(経験者含む)110名を対象に、社内試験の運用に関する実態調査を実施しました。

 約4割の担当者が「制作時間」や「無駄なコスト」に悩んでおり、81.9%が紙からコンピューターの試験に移行したいと回答しました。その理由として、約6割が「コンピューター試験によるコスト削減」を挙げました。しかし、社内試験のCBT化を推進する際のハードルとして、「システムの導入が難しい」や「通信トラブルの懸念」、「試験問題の精査が難しい」などが挙げられ、時間を要する業務内容として「試験問題の作成」、「採点」、「結果の送付/集計/分析」が上位になりました。紙での運用時間が削減できた場合、「マニュアル・フォーマットの作成」の時間を使いたいと回答した方が 41.8%で最多となった他、「新しいシステムの構築」、「社内教育の充実化」などに時間を使いたいという回答も挙がっています。

 今回の調査では、紙ベースでの社内試験を行っている企業の試験担当者の多くが、制作に時間がかかる、無駄なコストがかかる、運用管理に手間がかかるなどの課題を感じていることや、紙ベースの運用からコンピュータベースの運用への移行を望む声が多いこともわかりました。デジタル化が進む現代において、社内試験の効率化やコスト削減をするためには、紙ベースの社内試験ではなくデジタルベースの社内試験を導入することが必要なのではないでしょうか。

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CBT試験 / IBT試験 プラットフォーム MASTER CBT PLUS

masterCBT plus

全社一斉試験、階層別試験、オンラインテスト・検定などシーンに応じたCBT試験が実施できます。

紙の試験からコンピューターを使った試験(=Computer Based Testing略してCBT)にすることで、採点処理や結果通知に要する時間・コストを大幅に削減可能!また、紙の試験では実施が難しい音声や動画を用いた問題も出題することができ、多様な試験方式に対応しています。受験者の理解促進にも効果的です。

企業内オンラインテストとして利用 

インターネット環境と受験端末(PC、タブレット、スマートフォン)があれば受験が可能なIBT方式(Internet Based Testing)のプラットフォームを使えば、社内試験はもちろんのこと、内定者教育やコンプライアンス教育、理念浸透や商品・サービス等の刷り込みツールにも利用が可能です。 MASTER CBT PLUSは様々な企業、検定・資格団体に利用されております。

会場型CBTを利用 

検定・資格試験などが全国47都道府県の試験会場と、日時を選択して受験することができる会場型CBTサービス『J-Testing』を提供しております。

会場型CBTサービスでは、採点処理の自動化による受験結果の即時通知を行うことが可能となります。

J-Testingの受験端末には、MASTER CBT PLUSが用いられており、安全、安定した試験の実施を実現しています。

 

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