学内試験・社内試験の一斉実施を可能とするCBTサービス
「NEXA×CBT」を2024年8月1日にサービス開始

国家試験や資格試験のCBT化を背景に、大学内や企業内でCBTを可能にするサービスの提供開始。
オンラインテスト(IBT)+不正抑止・防止機能によって大学内や企業内などでも厳正・厳格な試験の実現が可能。

 

株式会社全国試験運営センター(本社:東京都千代田区、代表取締役:都築成幸)は、株式会社イー・コミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤信也)が提供するCBTシステム「MASTER CBT PLUS」、および受験者自身が保有するPCで大学内や企業内などで受験する際の不正防止サービス「ULTRA GUARDIAN」(Windowsアプリケーションを2023年10月にリリース)を組み合わせて提供し、学内試験・社内試験におけるBYOD方式(Bring Your Own Deviceの略)のCBT化を後押しする「NEXA×CBT」をリリースしました。

 

法務省は、2026年から司法試験を従来の筆記試験からパソコンを使って回答するCBT方式(コンピューター・ベースド・テスティング)に切り替える方針を発表しました。そのため、今後は大学、その中でも医学部を中心に学内の試験をCBTにて実施される機運が高まってきています。

大学以外でも小学校6年生、中学校3年生を対象とした全国学力テストが2027年度からCBTへ全面移行される方針が決定されるなど教育現場でのCBT活用は着実に進行しています。

海外では、米大学進学適性試験のSATを2024年までにデジタルへ完全移行すると運営会社であるCollege Boardが発表しました。

変更された試験方式では、受験者はノートパソコンを持参し、学校など指定された会場で受験。ノートパソコンを受験者用意出来ない場合は、試験当日に主催側から借りることができます。このようなBYOD方式のCBT実施も今後は検討が進むとされています。

また、大学内の試験は、基本的に同日同時刻で実施されるケースがほとんどであるため、CBTによる実施の場合、システムへのアクセスが集中しますが、「MASTER CBT PLUS」の独自の技術により負荷を分散させることで、5,000名の同時受験が可能となっています。

「ULTRA GUARDIAN」の活用はBYOD方式のCBTだけではなく、IBT実施の際も有用です。IBTは自宅のパソコンとインターネット環境があれば受験は可能ですが、試験監督が不在のため、替え玉受験や、助言によるカンニング行為を防止することができません。そこで、「ULTRA GUARDIAN」を活用いただくことで、受験時にショートカットキー操作による試験とは無関係なファイルの閲覧や、インターネットブラウザによる検索などの操作を制御することが可能になり、不正行為の防止をすることができます。これらを組み合わせてBYOD方式のCBTやIBTを実施することで、受験者自身のPCで大学内・企業内や自宅など様々な受験環境においても厳正・厳格な試験を実施することを可能としています。また、Webカメラで監視を行う「Remote Testing」を併用し、受験中の受験者の様子を録画することで、さらなる不正防止、抑止が可能となっております。

「ULTRA GUARDIAN」×「Remote Testing」イメージ

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全国試験運営センターは学校法人河合塾が培ってきた模擬試験の運営ノウハウと、株式会社パソナの人材派遣ネットワーク、日本電子計算株式会社のデータ処理力をフルに活用し生まれた日本で随一の試験運営専門会社です。

試験運営・講習運営の専門会社として、国家資格試験、各種検定試験、入学試験、外国語検定試験、セミナーなどを全国で実施運営しております。お客様のご要望に応じた適切なソリューションをご提案することで、堅実な運営とコスト改善を様々な角度から実現します。会場手配・運営スタッフ手配・試験実施運営など、試験・講習に関する全ての業務を総合受託が可能です。

従来の紙試験であるPBTでの知見を応用したCBTを展開しており、全国をカバーするデータベースから会場を選定し、PC機材の設営から運営・撤収までをワンストップで行います。運営スタッフはCBT運営の研修を受けており、サポート体制も万全です。大規模開催や一斉開催などお客様のご要望に合わせて対応します。

また、受験者が持参した個人使用のPCで試験を行うBYOD(Bring Your Own Device)方式のCBT実施についても企画・運営を手掛けております。

試験のDX化、人材教育の課題など、私たちイー・コミュニケーションズが解決します。

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