MASTER CBT PLUS導入事例

「栄養経営士」資格認定試験のIBT化で管理業務の大幅削減を実現

一般社団法人日本栄養経営実践協会では、管理栄養士が栄養管理のチームマネジメントに関する臨床スキル、コミュニケーションスキル、リスクマネジメント、コンプライアンス、人材育成など多岐にわたる知識を習得し、実務の現場において広くその知識・経験を発揮できる「栄養経営士」の育成を行っています。
一般社団法人日本栄養経営実践協会では、この「栄養経営士」の資格認定試験をIBT(Internet Based Testing)で実施するため、イー・コミュニケーションズのMASTER CBT PLUSを導入いただきました。
ここでは、導入の経緯や今後の展開に関して、同協会事務局の原彰人氏と浜地氏にお話を伺いました。

導入の目的

紙試験で実施していた「栄養経営士」の資格試験のIBT化。

導入前の課題

紙試験による煩雑な管理業務とコスト負荷。

導入の成果

管理業務の負担軽減とコスト削減。受験者の利便性向上。

「栄養経営士」の資格試験をIBT方式に

――MASTER CBT PLUSを導入した経緯を教えてください。

原氏 「栄養経営士」の資格試験を、全国7都市の会場で紙試験で開催していました。

会場での試験実施は、会場代や人件費がそれなりにかかるため、当協会の中でIBTでの試験に転換をしていこうという話が出て、検討を始めました。

――他のサービスと比較検討はされましたか。

 原氏 はい、インターネットでの検索や他のサービスの資料を見たりもしました。 しかし、当協会と母体が同じである一般社団法人日本介護福祉経営人材教育協会で、「介護福祉経営士」の資格認定試験を御社のMASTER CBT PLUSで実施しており、スムーズにいっていたことから、MASTER CBT PLUSの導入に前向きでいました。

コストと運用の安定性が決め手に

――MASTER CBT PLUS導入の決め手は何でしょうか。

原氏 初期導入のコストと、その後の運用コストを考えても問題のない範囲であることと、すでに導入していた日本介護福祉経営人材教育協会がMASTER CBT PLUSを問題なく運用していたことが決め手になりました。

――MASTER CBT PLUS導入の際にご不安要素はございましたか。

浜地氏 受験者の中にはパソコンの操作に慣れていない人もいるため、受験者が減ってしまうのではないかという不安がありました。
しかし、IBTの導入で、今まで年に3〜4回試験を実施していたのが、毎日受験ができるようになるというのは、メリットが大きいように感じました。
実際、MASTER CBT PLUSを導入しても受験者が減るということはありませんでした。

運用負担の軽減、受験者の利便性アップを実現

――実際にMASTER CBT PLUSを導入いただき、良かった点を教えてください。

浜地氏 全国の会場で実施していた時のように会場を探す必要がなくなったり、試験問題を紙で管理しなくて良くなったので、管理業務がかなり楽になりました。
試験問題が紙ですと、毎回試験会場に配送した問題がきちんと届くかという不安要素がありましたが、そういった心配もなくなりました。
試験自体も、すぐに結果が分かりますし、集計業務をしなくてよくなった点も、負担軽減につながっています。

また、MASTER CBT PLUSに決済機能をつけて導入したため、これまで受験料を受験者に銀行振込してもらい、こちらで一人ひとりの入金状況をチェックする必要がありましたが、その負担も減りました。

受験者側としては、これまで年に3~4回など、決まったタイミングでしか受験できませんでしたが、IBTでは受験者の都合のいい日時で受験することができるので、利便性は高まったと思います。

問題作成や運営負担が大幅に軽減

――紙試験からIBT(MASTER CBT PLUS)への移行はスムーズにいきましたでしょうか。

原氏 そうですね。紙試験からIBTに移行するために、設問を大きく変える必要もなく、割とそのまま使用することができました。
問題数をある程度準備しなければいけなかったのですが、そのあたりもクリアでき、スムーズに移行できました。

――IBTのご利用に際し、不正に関する心配はなかったでしょうか。

原氏 先ほどお伝えした通り、日本介護福祉経営人材教育協会ですでにIBTで実施していたので、不正に関する対策も理解していました。
何より、「栄養経営士」の資格は受験する前に座学の講習を受講し、レポートを提出しないといけない形になっています。すでに内容を理解し、講習でお会いしている人たちが受験されるので、不正に対してそこまで神経質にならなくても良かったので、 その点でも導入しやすかったです。

――今後、MASTER CBT PLUSをどのように活用していきたいですか。

原氏 まずは受験者を増やしていきたいです。
今の形のまま受験者を増やしていき、増えてきたら次の展開を考えていきたいと思っています。

紙試験実施団体などにおすすめ

――MASTER CBT PLUSはどのような企業や団体におすすめできるでしょうか。

原氏 紙で試験を実施している団体さんにおすすめできます。

紙で実施している一般的な試験であれば、IBTに移行できるのではないかと思います。

紙試験からIBTの移行は、会場費や試験官等にかかるコストの削減もできますし、メリットが大きいのではないかと思います。

今までは、毎年受験日が異なるため、受験に関するポスターやチラシを作り変えていましたが、IBTにしたことで24時間365日受験できるので、ポスター等を作り変える必要もなくなり、細かいことですが、そういったコストの削減も可能です。

――今後、イー・コミュニケーションズやMASTER CBT PLUSに期待することを教えてください。

浜地氏 受験者が増えるためのピーアールをしていただけるとありがたいです。誰でも受けられる試験ではないので、難しい部分もありますが、ご協力いただけたら嬉しいです。

原氏 集客や告知の部分で一緒に何かできるとありがたいと思っています。

――本日はありがとうございました。

【プロフィール】

一般社団法人日本栄養経営実践協会

マネジメントができる管理栄養士を育成するため、経営的観点から栄養管理業務をとらえ、栄養管理の成果をもって施設経営に貢献しうる「栄養経営士」の育成を行う。

HP:https://www.nutrition-management.jp/index.html

 

 

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