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eラーニングの費用相場を紹介!導入費用やシステム選びのポイントとは?

eラーニングは「いつでも」「どこでも」学習できるメリットがあり、社員教育に活用する企業が増えています。
しかし、eラーニングシステムには種類があり、機能や費用も異なります。 本記事では、eラーニングの導入を検討している企業様へ向けて、費用相場やシステム選びのポイントについて解説します。

目次[非表示]

  1. 1.eラーニングシステムの導入費用はどれくらい?~クラウド型とオンプレミス型の比較~
    1. 1.1.クラウド型eラーニング
    2. 1.2.オンプレミス型eラーニング
  2. 2.コンテンツにかかる費用
    1. 2.1.eラーニングシステムとコンテンツをセットで購入
    2. 2.2.eラーニングシステムとは別にコンテンツを購入
    3. 2.3.​​​​​コンテンツを自社で作成
    4. 2.4.コンテンツ制作を外注
  3. 3.eラーニングコンテンツは外注?内製?
    1. 3.1.コンテンツを外注するメリット・デメリット
    2. 3.2.コンテンツを内製するメリット・デメリット
  4. 4.費用をかけてもeラーニングシステム導入をおすすめする理由
    1. 4.1.教育担当者の負担軽減
    2. 4.2.トータル的なコストの削減
  5. 5.費用だけじゃない!eラーニングシステムを選ぶ6つのポイント
    1. 5.1.ポイント①既存コンテンツが充実しているか
    2. 5.2.ポイント②操作性が高いか
    3. 5.3.ポイント③学習管理しやすいか
    4. 5.4.ポイント④学習の成果を分析・評価する仕組みがあるか
    5. 5.5.ポイント⑤各種デバイスに対応しているか
    6. 5.6.ポイント⑥サポートが充実しているか
  6. 6.まとめ

eラーニングシステムの導入費用はどれくらい?~クラウド型とオンプレミス型の比較~

eラーニングシステムには、大きく分けると「クラウド型」「オンプレミス型」の2種類があります。それぞれ初期費用や月額料金、カスタマイズ料金などが異なるため、しっかりと押さえておきましょう。

クラウド型eラーニング

クラウド型のeラーニングシステムは、ネットワークを経由してサービスを利用する形態です。自社でサーバーやネットワーク機器を用意する必要がなく、初期費用を抑えられるほか、導入も素早く行えるメリットがあります。
 
メンテナンスやアップデートも提供ベンダーが行ってくれるため、運用の手間もかかりません。全国どこでもシステムを利用できる点も魅力です。
 
以下は、クラウド型eラーニングの料金相場です。

費用項目

相場金額

備考

初期費用

0~20万円前後

ベンダーとの契約金を指す

月額料金

200~500円/1ユーザーあたり
もしくは
5~20万円前後

ユーザー数によって金額が
変動する場合が多い

カスタマイズ料金

1~100万円前後

オプションの内容や量に
よって変動する

後にご紹介するオンプレミス型よりも相場は安く、導入のハードルは低いでしょう。
 
ただし、クラウド型はカスタマイズ性には優れていません。自社独自の仕様にカスタマイズする場合には、費用が高額になる場合があります。
 
また、単一のオプションを付与する程度であれば1万円前後で済みますが、多くのオプションを付加すると100万円前後になることもあります。

オンプレミス型eラーニング

オンプレミス型はパッケージ化されているものを自社で運用する形態のことです。社内にサーバーやネットワーク機器を構築する必要があり、導入には多くのコストと時間がかかります。
 
運用においてもセキュリティ管理やメンテナンスなどにリソースを確保する必要があるため、現在はクラウド型が主流となっています。
 
しかし、自社に合わせたカスタマイズができる点や、セキュリティ面で優れている点はメリットです。以下は、オンプレミス型eラーニングの料金相場です。

費用項目

相場金額

備考

初期費用

100~500万円前後

パッケージ代やサーバー・ネットワーク機器などの構築費用を指す

月額料金

100万円~

-

保守・メンテナンス料金

3万円~

保守期限は基本的に4~5年

初期費用には、サーバーやネットワーク環境などのインフラを構築する費用以外に、教材のパッケージ代等も含まれます。
 
また、一般的な保守期限は4~5年ですので、定期的に保守費用を支払う必要があります。
 
費用面や運用の手間を考えるとクラウド型のほうがメリットは大きいといえるでしょう。

コンテンツにかかる費用

eラーニングのコンテンツにも費用がかかります。ここでは、以下の4つに分けて解説します。
・eラーニングシステムとコンテンツをセットで購入する場合
・eラーニングシステムとは別にコンテンツを購入する場合
・コンテンツを自社で作成する場合
・コンテンツ制作を外注する場合
詳しく見ていきましょう。

eラーニングシステムとコンテンツをセットで購入

社員教育を行いたいが、どのような内容を行えばいいのか分からない、自社でコンテンツを用意するのが難しいといった場合は、システムとコンテンツがセットになっているパッケージ商品がおすすめです。
費用の相場は下記のとおりです。

サブスクの場合(月額料金支払い)

200円~2000円程度/月

サクテス学びホーダイでは、100本を超える動画と、理解度を測定することができるビジネス問題が3,000問以上登録されています。
内定者教育向けのコンテンツから、入社3年目までのビジネススキルをアップさせるコンテンツと、コンプライアンス関連コンテンツ、さらに管理職候補から管理職向けのコンテンツが揃っています。
全従業員向けの教育がすぐにはじめられます。

eラーニングシステムとは別にコンテンツを購入

自社ですでにeラーニングシステムを導入している、または自社のプラットフォームがあるなどの場合は、コンテンツだけを購入することが考えられます。
費用の相場は下記のとおりです。

レンタル

1コンテンツ:1500円~15000円程度/月

買い切り

1コンテンツ:20万円~200万円程度

​​​​​コンテンツを自社で作成

自社に社内研修などで使用しているコンテンツがあったり、自社の理念など特有な内容の場合は、あらたに教育で使用したいコンテンツを自社で作ることが考えられます。
社内の人が講師になり動画を撮影する場合は、カメラやマイク、動画編集ソフトなどを用意する必要があり、それらの料金がかかりますが、数万円程度で作成することが可能です。

コンテンツ制作を外注

教育で使用したいコンテンツ内容が決まっているが、社内で用意するのが難しい、または業界特化の内容で市販のものを使用するのが難しい場合などは、コンテンツ制作を外注することが考えられます。
費用の相場は下記の通りです。

スライド動画

1コンテンツ:30万円~

アニメーション動画

1コンテンツ150万円~

ドラマ・ロールプレイ動画

1コンテンツ:200万円~



eラーニングコンテンツは外注?内製?

自社の理念など、既成のコンテンツでの教育が難しい場合は、コンテンツを自社で用意する必要があります。
では、eラーニングコンテンツは社内で内製するのがいいのでしょうか?それとも、専門の業者など外注で作成するのがいいのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、自社に合う方法でコンテンツをご用意ください。

コンテンツを外注するメリット・デメリット

メリット
メリットはコンテンツ制作に長けている専門の業者に受講者が視聴しやすいコンテンツを作ってもらえることです。特にアニメーションやドラマ仕立ての内容などは自社での制作が難しいため、外部の業者に頼むとよいでしょう。
法務に関することなど、法律家の監修が必要な内容の場合は、制作会社が監修者の斡旋をしてくれる場合もありますので、自社で監修者を立てられない場合などは、各制作会社に相談してみてください。


デメリット
デメリットは、それなりの制作費がかかることです。また、業界に特化した専門的な内容ですと、その分野に詳しくない制作会社の場合は、適切なコンテンツ作成が難しい場合があります。
自社の理念を盛り込むようなコンテンツの場合、きちんと理解されずに作られる可能性があります。制作会社とすり合わせをしたうえで制作をお願いする必要があります。

コンテンツを内製するメリット・デメリット

メリット
自社の理念や業務内容など、外部の人が理解しにくい内容であってもきちんと盛り込むことができるのがメリットです。また、外部の業者に頼むよりも安価で作成することができます。


デメリット
アニメーションなどの手の込んだ動画の制作が難しいことです。また、自社の従業員の時間を費やすことになるので、他の業務が滞ったり、業務負担が増えたりするなどが懸念されます。

費用をかけてもeラーニングシステム導入をおすすめする理由

これまで見てきたように、eラーニングシステムを導入するには費用がかかりますが、それでも導入するメリットは大きいです。
どのような理由からeラーニングシステムの導入をおすすめするのか、具体的に解説していきます。

教育担当者の負担軽減

集合型で行われていた社内研修をeラーニングシステムを活用して行うと、スケジュール調整や場所の確保など、それまで行ってきた業務が不要になり、教育担当者の負担軽減が図れます。集合型の講義形式では、受講生の理解度を把握することが難しかったのですが、eラーニングシステムを活用すると、理解度テストの実施や進捗確認が簡単にできるので、管理の面でも教育担当者の負担がかかりません。

トータル的なコストの削減

eラーニングシステムは導入費用や運用費用がかかりますが、一度導入してしまえば、会場の手配などの手間が削減でき、会場のレンタル、移動費、印刷物の制作費用も不要です。受講者は個々のデバイスからアクセスでき、交通費などの経費を削減でき、トータル的にはコスト削減を実現することが可能です。
これにより、質の高い教育プログラムを提供し、同時にコストを軽減できるため、多くの組織がeラーニングを採用しています。​​​​​​​

費用だけじゃない!eラーニングシステムを選ぶ6つのポイント

eラーニングシステムはユーザー数や機能の充実度、利用できるコンテンツ、カスタマイズの度合いによってもかかる費用が異なります。 
ただし、費用を抑えたいからといって、自社のニーズに合っていないeラーニングシステムを選べば本末転倒です。 システムを導入する場合は、費用だけでなくカリキュラムの充実度や操作性、サポート体制などを含めた総合的な観点で選びましょう。 
そのためには、まず導入の目的を明確にし、「どれだけの人に使ってもらうのか」「どのような機能が必要か」「どのような内容を受講させたいか」などを考え、おおよその費用を算出することが大切です。 システムの条件や予算を明確にした上で各社のサービスを比較すれば、自社に合った費用対効果の高いシステムを選ぶことができます。​​​​​​​
ここでは、eラーニングを選ぶポイントを6つご紹介します。

ポイント①既存コンテンツが充実しているか

eラーニングシステムには、社員教育向けの既存コンテンツが搭載されたものが多くあります。体系的な社員教育を組みたいと考えているのであれば、内定者や新入社員、管理職向けなど、幅広いコンテンツが用意されているシステムを選ぶことをおすすめします。
近年注目されているリスキリングや、企業の信頼性に欠かせないコンプライアンス・ハラスメント・情報セキュリティなどの教育を実施したい企業様も増えているかと思います。導入目的に合ったコンテンツが搭載されているかどうかは必ずチェックしましょう。 
また、コンテンツといってもスライド(文字・画像)や動画、ライブ配信などさまざまな形式があります。学習目的に合わせて多彩な形式を取り入れているシステムであれば、受講者の高い学習効果が期待できるでしょう。

ポイント②操作性が高いか

誰でも直感的に操作できるeラーニングであれば、受講者のデジタルスキルに関わらず受講が可能です。 デザインが複雑で使いにくいeラーニングシステムは受講者のモチベーションや学習効率の低下につながるため、注意しましょう。 操作性に優れているか、ナビゲーションがあるか、学習したいコンテンツを見つけやすいかなどを重視して選んでみてください。無料トライアルなどを活用して実際に体験し、システムを比較検討することもおすすめです。

ポイント③学習管理しやすいか

学習の進捗状況や履歴を確認できる仕様になっているかもポイントです。受講者が自身の学習進捗を把握できれば、未実施のトピックを特定できるため、スムーズに学習を進めることができます。 また、管理者も受講者ごとに未実施のコンテンツが確認できるため、メール配信機能などを活用してリマインドすることも可能です。

ポイント④学習の成果を分析・評価する仕組みがあるか

受講者の学習の成果を分析・評価できる機能が搭載されているかもポイントです。受講者の習熟度や苦手な学習範囲が分かれば、今後の教育方針を定めやすくなり、最適な社員教育を実現できます。 
また、eラーニングは自ら学習を進める必要があるため、受講者のモチベーションを維持、または向上させる機能があるかどうかも確認しましょう。 例えばコースを修了した際に認証や証明書を発行できる機能があると、受講者の学習意欲を高められる可能性があります。

ポイント⑤各種デバイスに対応しているか

eラーニングシステムが、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなどの各種デバイスに対応しているかも重要です。システムによっては、利用できるデバイスを限定している場合があります。 スマートフォンやタブレット対応であれば、電車の移動中やお昼休憩など、隙間時間にも学習できるでしょう。ダウンロードしてオフラインでも利用できる仕様のシステムであれば、インターネット環境のない場所でも学習できます。

ポイント⑥サポートが充実しているか

システム会社の運用支援やアフターフォローが充実していれば、初めてeラーニングシステムを導入する際も安心です。 「社内で浸透させられるか心配」「デジタルスキルに不安がある社員もスムーズに扱えるか不安」という場合は、以下の点を確認しておきましょう。


・システムの導入時に具体的な説明などの導入支援をしてくれるか
・トラブルが起きた際に即時対応してくれそうか(夜間、休日にも対応しているか)
・マニュアル、チュートリアル、FAQが充実しているか
・メールやチャット、電話など、多様な問い合わせ手段があるか


参考サイト:SaaS・ITサービスの比較サイトならkyozon

まとめ

eラーニングシステムにはクラウド型とオンプレミス型がありますが、費用面や運用の手間を考えるとクラウド型がおすすめです。
 
また、eラーニングを選ぶ際は、費用面だけでなくカリキュラムの充実度やサポート体制なども重視しましょう。
 
低価格で操作性に優れたeラーニングシステムなら、イー・コミュニケーションズのeラーニングプラットフォーム「SAKU-SAKU Testing」をご検討ください。1ユーザーあたり330円~ご利用可能です。導入社数累計1500社の声をもとに必要な機能だけを厳選しているため、管理者・受講者ともに使いやすいシステムです。
 
自社で作成したスライドや動画の搭載も可能ですので、一般的な社員教育に役立つコンテンツと独自コンテンツを組み合わせたオリジナルの学習カリキュラムを組むことが可能です。
 
また、組織やグループなどの属性ごとに学習の進捗状況や受講結果を確認できるため、学習管理も簡単。メール配信機能など、受講率をアップさせるための機能も充実しております。
 
30日間の無料トライアルもありますので、ぜひ一度お問い合わせください。
 
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